Myコンサルタントは、躯体品質に徹底的にこだわります。 クイックアップ工法を実施する過程で、初期の説明会から上棟まで一貫したサポートを行います。
- ひび割れやクリープたわみ等の検討を行い検討書・施工要領書の作成をします。
- 作業所にてゼネコン、サブコン関係者に説明会を行い周知徹底します。
- クイックサポートが配置された躯体図のチェックバックを、最上階迄行います。
- 作業所にて、初回の工区についてクイックサポート設置状況の立会確認を必ず行います。
- 作業所に於いて、クイックアップ工法専用のチェックシートを用いて、品質に関する項目を工区毎に上棟まで確認し保存します。
- その他躯体に関して、例えば乾燥収縮に伴うひび割れ問題など技術的サポートを行います。
- 非常に重要であるクイックサポートは、原則として品質の安定したリース材を使用します。
【クイックサポートの役割】
クイックサポートは、一般型枠支保工を略100%早期に解体するため一般支保工とは別に独立して設置される支保工です。
クイックサポートは、常に3層突きされている非常に重要な支保工です。
【クイックサポートの要求性能】
クイックサポートは、ベニヤに直に突かれる為コンクリートが所定の強度が発生するまでは、全く支保工の役目は果たせていません。
その為に、コンクリートが所定の強度が発現してから締め上げ作業が行える機能が必要です。
【クイックサポートの要求品質】
クイックサポートは、一般型枠支保工が早期に解体された後に肩代わりとなる非常に重要な支保工のため、常に検収されたリース材又は同等の検収された品質が要求されます。
【クイックサポート用リース機材】
2013年以降、画期的なDokaサポートが導入され、リース材の選択肢が増え適材適所に使い分けや、組み合わせ等が可能となりました。
それに伴い、バリエーションが増え、コストと作業性両面のパフォーマンスが更に向上しました。
【クイックサポート機材の比較表】
No | 機材 | 耐力 | リース料 | 作業性 | リース会社等 |
A | Doka サポート | 中 | ○ | ◎ | Dokaサポート取扱いリース会社 ※1) |
B | パイプサポート | 小 | ◎ | ○ | 一般的なリース会社 ※2) |
C | 強力サポート | 大 | ○ | × | 一般的なリース会社 |
D | ミドルサポート | 中 | ◎,× | △ | 日建リース工業(直接日建リースへ ※3) |
※1)リース会社は、見積時点で弊社の概算本数と共に地域を考慮して案内いたします。
※2)パイプポートで対応可能な建物は、パイプサポートの扱いを参照ください。
※3)×印は、ミドルサポートの代理店が介在する場合で、中間マージンが非常に高く割高となります。◎印は、直接日建リース工業に依頼した場合で、リース料は格段(半値以下)と安くなります。